2015年11月15日日曜日

悲しみの果てに、きっと何かが

悲しみは共鳴する。
もちろん、当事者の悲しみとは比べものにならないけれど、フランスの同時多発テロで心を痛めています。

ハッピーエンドの映画を見て幸せな気持ちになることもあれば、バッドエンドの映画を見て落ち込んだり考え込んだりするけれど、悲しみというのは一番シンパシーを感じやすい感情のように思います。

陰鬱な曲の多いRadioheadが世界中で売れるのも、きっと悲しみの共鳴のせいだと勝手に思っています。

メルケル首相
ドイツはフランス国民と痛みや悲しみを共有している。」

宇宙飛行士 油井氏
「人は何故、科学技術や言葉など、我々が持つ能力を使って傷つけあうのか。同じ能力で、互いを尊重、協力し合いながら素晴らしい未来を創る事も出来るのに。。」

国を追われたシリア難民の悲しみ。
デモを狙われ多数の犠牲者を出したトルコの爆破テロの被害者とその遺族の悲しみ。
ISISの思想には全く共感していないのに、偏見の目で見られるイスラム教徒の悲しみ。

この世の悲しみを少なくし、平和で幸せな社会にすることはできるんだろうか。
微力なのは重々承知で、自分にできることはなんだろうな。そんなことを考えるか夜。