2016年1月9日土曜日

ミャンマー旅4日目 シュエダゴン・パゴダ

パゴダから夜行バスでヤンゴンへ。

いくぜ!ヤンゴン。


バスは二台出てました。
観光客もいるけれど、地元の人たちが過半数。

ヤンゴンがらバガン行きはバスの中も外も寒かったんだけど、この日は暖かかったからかバスの中もそれほど冷えず、毛布一枚で快適に過ごせました。

行きと同じく二回トイレ休憩があったけれど、フードコートのあるサービスエリアに着いたのは夜10時ごろ。
たくさんのバスが停車しており激混みだったので、トイレだけすませてそそくさとバスにもどりました。

同じバス会社の他のバスに乗りそうになってあせりつつ、無事自分のバスを発見。

二度目のトイレ休憩は爆睡しており気づかず…。
バスが再発進する振動で目が覚めました。

バス内の温度もちょうどよく、それなりに眠りつつ、ヤンゴンに朝5時ごろ到着しました。

しかし、朝5時、まだ暗い。
タクシー運転手に囲まれるも、蹴散らしてバス会社のビルに入りベンチでウトウト継続。

途中、お坊さんに寄付を求められて焦って5000チャット(500円くらい)も渡してしまいました。
あの外国人は金払いいいぜ!と聞いたからか、その後別のお坊さん二人に両脇を固められましたが、もうこれ以上はいいでしょーと思い拒否。

バスターミナルのベンチで観察している限りでは、ミャンマー人の方々も、意外と寄付を断ってるのでした。

ベンチで携帯を充電しつつ、ウトウトしつつ、夜が明けるのと体力が回復するのと脳みそが動き出すのを待ち、すっかり明るくなった6時半ごろにタクシーをつかまえました。

私「シュエダゴン・パゴダまで。」
ドライバー「なにそれ?」

え…。ヤンゴンと言えばそこってくらい有名っぽいのに…。(心の声)

私「ここに行ってちょ。」と、Kindleのるるぶを見せる。
ドライバー「ねぇねぇ、ここどうやっていくの?」と他のドライバーに聞きまくり、電話しまくり。

一応通じたようで、道もわかったようで、しゅっぱーつ!
ドライバーさんをつかまえて5分ぐらい経ってた。

できる男は5時の時点でさっさと客をつかまえて、今ごろ一仕事を終えて朝ごはんを食べているのかもしれない。
ウトウトしてる場合じゃなかったか…。
いやでも女一人旅だし、真っ暗闇の早朝にタクシー乗りたくないしね…。

到着ー!ちょっと小高い丘のようなところにあり、遠くから見上げてもそれはにぎやかできらびやかなパゴダでした。

この日は1月1日。
ミャンマーでは旧正月を祝うそうだけれど、この日もにぎやかでした。

ロウソクを灯すイベント系のなにか。

老若男女、みな熱心にお祈りしています。
ホケッタブル経典とか、スマホ経典とかを使って、熱心にお経を唱える若くてきれいな女性がたくさん目につきました。

若い男の人もいるけれど、どちらかといえば彼女や奥さんの付き添いで来ました風に見えました。

中にはたくさんの仏様がいらっしゃるので、中心に鎮座している東西南北を向いた仏さまと、自分の生まれ曜日仏さまにお祈りしました。
入り口で入場料を支払った際に受け取ったパンフレットに乗っている仏様も一応見ようかなと思ったのですが、眠すぎて意識がもうろうとしてきたので、断念。
お祈りしてる風に見せかけて、ウトウトしながら、省エネモードで10時ごろまで過ごしたのでした。

参道をおりたところ。

のどがかわいたのでみちばたであココナツジュースをゲット。
飲み終わったら実を割ってもらいました。
熟れすぎて実が固かった。残念。半分くらいコリコリ食べました。

近くの公園。地元の人がデートしてたり、遊んでたり、お弁当を食べてたり、タクシー運転手がサボってたり。

ボージョーアウンサン博物館へ続く道。普通のわき道だな…。
アウンサン・スーチーさんが幼少時代を過ごした家です。
お父さまの経歴とか、スピーチで話したこととかが展示されています。

おなかが空いたので、ガイドブックに書いてあったモヒンガーのお店に行ったら、朝だけですって言われた…!

がっかりして、それ以上探す元気もなく道ばたの屋台へ。

おなべやトレイに並んだ具を選ぶと小皿に入れて持ってきてくれます。
ゴーヤとエビの炒め煮。おいしい。
エビのオイル煮。アヒージョっぽくておいしかった。
チキンカレー。これもおいしい。

スープは普通のクリアな野菜スープに見せかせて、梅酢みたいな酸味とほのかな甘みがあってびっくり。
意表をつかれたけど、口の中がさっぱりして悪くない。

野菜皿はキャベツと、なにかの葉っぱと、きゅうりと、トウガラシでした。
味噌みたいなのをつけてぽりぽり食べた。きゅうりと葉っぱだけ。

これで1700チャット。170円くらい。

ようやくホテルのチェックインタイムになったので、タクシーで移動。

シャワーを浴びたらどっとつかれが出て、夕方4時には就寝。
せっかく中華街の宿をとったのに、中華街のにぎやかな夜を経験せずに寝正月となってしまったのでした。