ひさしぶりの日本国内旅行。緊張する…。
海外旅行の場合、言葉も通じない異国で生きて帰ってこれればOK、やりたかったことの7割できればハッピー、と閾値が低くなるのですが、国内旅行だとなぜだか気が張ってしまうのは私だけでしょうか。
電車もバスも時間通りにくるのがあたりまえの日本。
レンタカーを借りても燃費の良い(別に三菱自動車を攻撃するつもりなんてないよ)ぴかぴかの車が借りられ、安いオプションでナビだってついてくる。
そのほか何をしてもスムーズで、かつ日本語が通じるので困ったらその辺の人に聞けば良い。
そんな環境だと、時間を最大限有効につかって、ありとあらゆる観光地を見ないと損したような気になりません?
一人旅で、誰にせかされるわけでもないのですが、なぜだかそう思ってしまいます。
しかしながら、前日に切符とホテルを予約しての突発的な旅行なので、もうそんな気負いは捨ててしまうのさ。
寒さに凍えそうになり、夜には耐えかねて石井スポーツでソフトシェルを買ったのさ。
のんびり歩いて、ときには道に迷うのもいいさ。
おなかぺこぺこになりながら食事処を探し歩いて、そこが「まあ、普通だな」って感じでもしょげないのさ。
やりたかったことの3割くらいすっとばし、欲しかった大漁旗をブレスレットやカラビナにアレンジしたものも買い忘れたって、その気になれば確か通販で買えたはず。
ぎりぎり滑り込みセーフと思ったら間違った電車に飛び乗っていて目的の電車は出発してしまい次の電車は1時間半後とかでもケセラセラ。
そんな、宮城旅行第一日目です。
6時32分東京発。千葉住みなので4時半起床。
昨日は荷造りと食材の保存食化にいそしみ、寝たの2時だぜ!というテンションで出発準備。
とにかくピロリ菌除去のお薬だけは忘れちゃだめだなー。と一番最初にかばんに入れました。
ただ、荷造りの肝ですが、重いものは下に、軽いものは上に、などとあれこれ出し入れしていると、ついうっかり最初にかばんにいれた大事なものを忘れてしまうという暴挙に出ることがあるので、今回ピロリ菌除去のお薬だけは3回くらいチェックして出発しました。
まあ日本だもの。そして東北No.1の都市、宮城県仙台市だもの。切符とクレジットカードと少しの現金とピロリ菌除去のお薬さえあれば、なんとかなるさ。
新幹線は「はやぶさ」に乗りました。
新幹線のホームで記念写真を撮っている人もたくさんいました。新しい新幹線なんだっけ?
夜のうちに仕込んでおいたお弁当は、みそおにぎりとしじみの佃煮おにぎりと冷凍した手作りチーズケーキ。朝ごはん用お弁当です。
写真を撮ることもなく、新幹線の中でおなかにおさまりました。
東京から仙台まで2時間弱で着いてしまうのね。東北っていったって、気温差そんなにないんじゃない?と適当なことを思っていた自分。
着いた瞬間に寒さに凍えそうになり、大後悔!
Hey, Siri! 仙台の気温は?って聞いたら3秒くらいで教えてもらえるから、ほんとこういう手間を惜しんではいけません。(自戒)
ホテルが駅からちょっとあるくので、駅のコインロッカーに荷物を預けてバスに乗ろうとしたのですが、預けた荷物にカーディガンが入っていた事を思い出し、風邪をひくのを防ぐためなら300円なんて安い出費だよ!と自分に言い聞かせて、ロッカーを開けて、カーディガンを取り出して再度預け入れたのでした。とほほ。。