2016年5月3日火曜日

行ってみよう!宮城県 DAY1 その2 仙台から石巻へ

仙台駅に到着したのが8時少し過ぎ。
荷物をコインロッカーに預けて、バスで石巻へ向かいます。

西口の、ロータリーのところの少し奥の道路沿いにバス乗り場がありました。

新幹線を降りたのがちょうど西口だったのですが、表示板のバスロータリーの矢印を目指して歩いたら逆方向の東口に行ってしまい、かなり歩いても着かない…。

西口の方に行ってみたら東口よりもバスの数が多いじゃないですか。
マジで。何を勘違いしたんだろうか…。

幸い石巻へのバスは30分に一本のペースで出ているので、ノープランで来てもそれなりにいけます。
ネットにバスの時刻表があり、バスの地図もあります。(地図の読めない私には助けにならなかったけれど…)

駅ナカの売店は早い時間から空いているので、そこをぶらぶらして時間調整ができます。

駅ナカに有名どころの牛タン屋さんと、お寿司屋さんが並んだ通りがあるので、困った時はここに来ようと思いながら通り過ぎました。

さて、バスに乗車。
さてSuicaが使えます!ただし、残金が少なくなったらクレジットカードから自動入金に設定しているのですが、それは使えないみたいです。

バスに乗って一時間半、途中でっかいイオンやなんかに止まりつつ、石巻駅前に到着です。
一時間半乗って800円ってかなり安い気がする。


観光客っぽいの私だけじゃん?どっちかっていうと市民の足じゃん?
おれら被災者は必死に生きとるんじゃー。見せ物じゃないぞ!と、お叱りを受けるんじゃないかしら…。とドキドキしながら、とりあえず歩いてみることに。

早速道に迷いましたが…、雰囲気のある階段を見つけたので登ってみた。

神社がありましたー。鳥屋神社です。
海からはまだ遠く、目指していた神社とは違うっぽい。

八重桜がきれいに咲いていました。
千葉では満開のツツジが、ここではようやく少し咲きはじめたばかりのようです。

引き続き海に向かって歩きます。
一回降りて、また登って、着きました!
石巻城跡。日和山公園のある丘です。
津波による人的被害が2000人を超える石巻。
海からすぐそばのこの丘に登ったことで救われた人もいらっしゃったようですね。

丘の上のベンチで楽しげに話し、声をかけてくれたおじいちゃん三人組。

毎日丘の上から津波の被害が生々しい海沿いのエリアを眺めつつ、みんなとお話しして過ごしているそうです。

きっと辛い思い出もたくさんあるんでしょうが、あの震災から5年。
いろいろな思いを胸に、今を生きていらっしゃるんでしょうね。

建物の基礎のコンクリートだけ残し、全てが流れてしまった海沿いエリア。痛々しい。
元の賑やかな漁港の街並みを知っている方は、どんな気持ちで毎日この景色を見るのでしょうか…。

いくつか新しいマンションが建設中でした。Life is going on.

おなかが空いたので、ぶらぶら歩いて偶然見つけた「とり文」へ。
創業明治45年という^_^老舗料亭らしいです。
おみそ汁がみそ控えめで、お出汁の味と三つ葉の香りがしていて美味しかったです。
香の物は、人工着色料の色っぽいな…と思いましたが、食べてみたら意外と美味しかったです。しそ味のたくあんでした。

茶碗蒸しはちょい甘め&ちょいぬるめ。
鮭は漬けたもので、ほんのり粕の良い香り。
そういぇば、きちんとした和定食を食べるの久しぶりかも。おいしかったです。

すぐ近くは石畳みのきれいな通りになっていました。
この道は青学生のボランティアさんがお手伝いしてきれいにしたそうです。

おしゃれなカフェやイタリアン、ステキ小物や食器をそろえた雑貨屋さんもたくさんありつつ、昔ながらのディープなお店もあり、新たなまちづくりの足跡とこれからを感じられる通りでした。
高級おもちゃ屋、サルコヤさん。
おもちゃ、五月人形、ピアノ、ドラム、エレキギター、etc. 商品がいろいろすぎる。
ピアノを納入するようで、トラックに荷造りしている最中でした。

石ノ森漫画館。中洲に建っています。
Wikiによると、チリ地震の教訓から1階の天井高さが高めに設計され、原画の保管や展示は2階、3階部分で行っていたため、館内に収蔵された物品や、避難者への被害はなかったらしい。
設計者の方すごい。
館内にいた来館者と職員をすぐに高台に避難させた方もすごいし、残った職員も三階に避難して無事だったのもすごい。

でも、石ノ森さんの漫画にあまりご縁はなかったので、近くまで行きましたが入館しませんでした。
すみません…。

こんな社用車なら、仕事の用事でも少しは楽しく出かけられそうだ。

ふれあい商店街です。
プレハブ作りのプチ商店街です。
八百屋、理容室、お茶屋さん、軽食屋さん、などなど。
地元の人が利用しているようですが、連休中日の月曜日なので、人は少なかったかな。

ガイドブックによると、ここの揚げたい焼きがおいしいらしいのですが、お腹いっぱいの所に揚げものを食べるのは胃を壊しているBBAには辛い…ということで諦めました。

地元の部活帰りっぽい中学生が買ってました。
部活のあとに、友だちと寄り道して食べる揚げたい焼きはおいしいだろうな。

駅前に戻り、女川行きの電車の時間を調べたら、なんとちょうど2分後に出発!
急いで乗った電車は女川と反対方向の電車で、あえなく乗り過ごしたのでした…。

次の電車は一時間半後!
女川に着くのは4時すぎだな…。ということで女川に行くのは潔く諦めて、駅員さんに切符の払い戻しをお願いしました。

駅前の観光案内所でおみやげと、小腹系おやつを購入。

写真を撮るまでもなく食べ尽くした最中。
おいしかったのでパッケージだけでも写真を…。
最中がパリッとしていて、作りたて感。最中の甘い香りが食欲を刺激します。
おいしかった。

これは白あんのバッケージ。
餡は甘めで、歩き回ってつかれた体に染み入るおいしさでした。お茶と一緒にどうぞ。
箱買いとバラ買い両方できます。

あとは、とろろ昆布とお塩。

朝見たワラビの水煮が売り切れていた!残念!
瓶詰めとかじゃなく、手づくり感溢れるシールパックでおいしそうだったのだ。
重たくても朝買っておけばよかった。