2016年4月29日金曜日

ピロリ菌をやっつけろ!

発売当初、「ピロリ菌をやっつけろ!」というコピーで売りだしたLG21。

さいきんはピロリ菌は全面に打ち出してないですよね。
「リスクと戦う乳酸菌」
リスクってなによ?みたいな。

でもまあ、ピロリ菌をやっつけるには十分ではないみたいだけれど、ピロリ菌の活動を抑制する効果はあるみたいなので買ってきました。



ところで今日は会社の健康診断でした。

実は昨年の健康診断で、ピロリ菌がいると判明したのですが、まあいっかー。と放置していたのです…

会社から、昨年ピロリ菌がのでバリウム造影ではなく胃カメラ検診にしてください。と通達があり、人生初の胃カメラ体験をしてきました。

先の問診で、鼻と口どちらにします?と聞かれて、「楽なほうで」と答えたら、お医者さまにめっちゃ困った顔をされました。

「鼻の方が飲み込むのは楽とは言われているので、とりあえず鼻にしておきますね。
鼻も合わない人がいて、鼻血が出たりしたら口に切り替えますから。」ということで、とりあえず鼻で。とのこと。

その後お姉さんに胃の泡?を消す薬を渡されます。
無色透明のまずーい水っぽい何かでした。

その後、鼻の麻酔をします。
最初に液状麻酔をし、その後ジェル状麻酔でしっかり麻酔をします。
テスト管なのかしら?麻酔した鼻にスルッと管が入ります。お姉さん、熟練職人!

麻酔が十分効くまで、鼻に管をいれてしばし一休み。
3分くらいで診察ベッドへ移ります。

そっからが辛いのなんの。
さっきの管がスルッと入ったので、なんだ余裕じゃん?と思った私が甘かったのです。

喉を通る時の違和感が終わればたいしたことないのかと思っていましたが、全然そんなことなく、カメラが抜かれるまでずーっとずーっと辛いです。
喉から食道を通って胃までしっかり異物感を感じます。


めっちゃむせました。
お医者さまは「もう苦しいところはすぎたから楽にしてねー。」と言いつつ、カメラが写す胃に夢中、つーか必死。
いや、苦しいところ過ぎてないよ。ずーっとマジ辛いよ!

咳き込んだり、涙や鼻水や唾液をたらしたりしながら10分ほど悶絶したのでした。

胃カメラトークをこれまで何人かの人から聞いていましたが、カメラ管が入っている間は唾が飲み込めないので、その辺に垂れ流すように言われるなんて初耳だよ!?
枕元に紙を敷かれて、その上に唾をたれ流すように言われるのです。

いやほんまに。
鼻から管をいれて、唾を垂れ流しながら、病気の早期発見と健康を願いながら悶え苦しむ間、人間の尊厳とは何かを考えざるを得ない10分間でした。


苦しい中、医者の助手のお兄さんが背中をさすってくれたり、髪の毛が汚れないように気を使ってくれたりして、それがめっちゃ心に響きました。
それが仕事だってわかってても、惚れてまうやろー!って思うほどに。

そして、その苦しい胃カメラ検査により、十二指腸潰瘍が発見されたのでした…
検査したかいがあったといえばそうかな…

ということで、しばらくピロリ菌除菌、その後胃液を抑える薬を飲むことになりました。

なるべく消化に良いものを栄養バランスよく食べるように努め、治していこうと思います。

みなさんもお身体おだいじに。